独、閲覧禁止になった着ぐるみ動画

 ドイツでは極右ネオナチがインターネット上に掲載した一連の動画が社会に波紋を広げています。着ぐるみが登場する一見かわいい動画ですが、当局は、「人種差別を助長する」として閲覧禁止にしました。何が問題視されたのでしょうか。

 問題となった動画は着ぐるみのクマなどが登場する一見、ほほ笑ましい映像ですが、Tシャツには、物騒な言葉が書かれています。
 「アップシーベア」=追い出しグマという意味です。
 つまり、このクマは外国人をドイツから追い出そうと訴えています。

 「この動画から明らかに読み取れるのは、外国人にはドイツにいてほしくないということです」(ドイツ ニーダーザクセン州 内務省担当者)

 別の動画では、この追い出しグマが学校へ乗り込み、生徒に外国人排斥を訴えるパンフレットを配る場面も。一連の映像は、フェイスブックやツイッター、ユーチューブで閲覧禁止となりました。

 動画を掲載した団体の名は、「ベッセレス・ハノーバー。その活動を記録した映像にはメンバーが白い仮面をつけて登場します。騒動を受けて警察が関係先を捜索したところ、ナチスのシンボルである「鍵十字」の旗などが次々と押収され、活動禁止処分となったのです。

 「問題のネオナチ団体のトップが住んでいるという町に着きました。非常に小さな町ですが、今から話を聞きます」(記者)

 こうした中、渦中の幹部がJNNの取材に応じました。応対したのは、まだ20代後半の若者。一見ネオナチの構成員とは思えない普通のいでたちです。しかし、部屋の壁にはナチス時代のドイツの地図が堂々と貼られていました。追い出しグマの動画について質問すると、幹部は、その狙いを次のように話しました。

 「『追い出し熊』は言葉遊びで、本当は『追い出す人』という意味だよ。この熊をテーマに外国人排斥が(ドイツ人の)幸せにつながるということを取りあげたかったのさ」(ネオナチ団体「ベッセレス・ハノーバー」幹部)

 ドイツでは去年、ほかのネオナチ団体が外国人ら10人を殺害していたことが明らかになり、社会に衝撃を与えたばかりです。当局は、インターネットを巧みに利用したネオナチの新たな活動に目を光らせています。(12月1617:41 TBS



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ドイツ、ハノーバーに拠点を持ち我が党とも極秘裏に数名のメンバー達と親交があった「ベッセレス・
ハノーバー」が当局からの締め付けによって、言論の自由、結社の自由、表現の自由の危機にある。
ほとんどのメンバーのフェイス・ブックは削除された (我が党のフェイスブックも7回削除された) 
この団体は現代ドイツでは非常に過激な団体で我が党では、ミハイル・キューネン亡き後の最も信頼出来うる団体だと評価していたので残念である。しかし、いくらドイツ当局がこれらの団体を締め付けようが、オットー・エルンスト・レーマーから脈々と続く、所謂「ネオナチ」の流れを止めることは出来ないのである。闘争の継続を! 闘争の完全勝利を ! 
http://www.youtube.com/watch?v=DXcxm8Sizdc&feature=youtu.be



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