櫻井よしこ女史の、先の大戦に於ける「日本加害者説」を覆そうとする言論活動については、我が党は、これを強く支持するものである。しかしながら、産経新聞社同様に一貫して「従軍慰安婦、南京大虐殺は捏造」だが、「ホロコーストは真実」と誤認たらしめる二重規範に拠る言論活動を行っている点については、我が党は櫻井女史に「偽善者」の焼きごてを以て烙印を押し、ホロコーストの真実について一から勉強し直すよう強く要求する。

櫻井よしこ













(櫻井よしこ女史は、ホロコーストについて勉強せよ)

直近の記事から数例を引くと【美しき勁き国へ】平成29年3月6日付け『歴史捏造・歪曲と「血債」』では「日本をナチス・ドイツと同様の、ホロコーストの国と位置づけようとする動きもある」「日本はドイツとは全く異なることに留意しない姿勢はおかしいと思う。だが現実を見ると、中国、韓国、当のドイツ、さらに北米大陸のカナダでも、日本をナチス・ドイツと同列に置き、ホロコーストの国と位置づける動きが具体的に見てとれる。」、同じく【美しき勁き国へ】平成29年2月6日付け『長崎に世界的反日情報網の基点 事実を持って対峙するしかない』では、「12月13日を「南京大虐殺記念日」に制定する方向で審議中と本紙が伝えた。日本をホロコーストの国と位置づける中国や韓国の謀略が透けて見えるようだ。」「ドイツは戦争の加害者として謝り償ったが、日本は反省していないという論難は筋が通らない。だが、日独両国の戦争の根本的な違いを無視して同列に並べて断罪する考え方は、資料館にも通底する。資料館のように日本を非難して止まない人々の世界的ネットワークには、事実をもって対峙するしかあるまい。」

いかがだろうか。櫻井女史は、あからさまにホロコーストは「史実」との前提で論陣を張っている。上段で引いた最後の一文「(前略)事実をもって対峙するしかあるまい。」の言葉は、そのまま櫻井女史に返ってくるブーメランであろう。事実をもって対峙するのであれば、ドイツ第三帝国についてホロコーストの非難なぞ出来得るはずはないのである。しかしながら、櫻井女史はオフィシャルサイトのコラム2015年3月21日付け「不用意だと言わざるを得ない独メルケル首相の歴史問題発言」 http://yoshiko-sakurai.jp/2015/03/21/5861に於いても「ヒトラー以下、ナチス政権は国家ぐるみでユダヤ人抹殺を意図して、組織的に準備した。(中略) 国家の意思で組織的にユダヤ人を抹殺しようとしたドイツとは異なり、日本が犯した罪は通常の戦争犯罪だった。(後略)」であると主張しているのである。この様な妄言は櫻井女史の胸中に仕舞っておくべきものであろう。知識豊富で且つ常に上品さを崩さない櫻井女史が、ことホロコーストに関しては偏執狂的に非難し続けていることは異常である。また自身の品格をも貶める行為と見做されるのではないかと、我が党は危惧するものである。

ホロコーストを既成事実として論難する櫻井女史は、ユダヤと戦勝国のプロパガンダ「ホロコースト」を世界に拡散し続けていると云う点では、慰安婦像や南京大虐殺記念館を世界中に建てまくっている支那人・韓国人と何ら変わりはない。加えて、現実にパレスティナ人を虐殺しているイスラエルについては、何故か非難なぞしたことはないのである。

このホロコースト肯定論及びユダヤ擁護の姿勢は、同じく保守の論客とされる上智大学名誉教授、渡部昇一氏も全く同じである。渡部氏は平成28年5月6日の長州「正論」懇話会に於いて「これからの日本人の生き方」と題して講演をしている。この講演会で、渡部氏は「長期にわたって迫害を受けてきたユダヤ人の知恵が必要だ」と強調している。ユダヤの知恵とは、二十世紀最大のプロパガンダ「ホロコースト」をイスラエル建国の大義名分とし、他国に対しては、ホロコーストと云う錦の御旗を掲げること及びユダヤ国際秘密力に拠ってパレスティナ人虐殺を正当化していると云う人道に悖る点ではないのか。斯様な畜生以下のクズの知恵なぞ、我が日本民族は必要としていない。善良なる我が民族は「和を以て尊しとなし」を旨とし、決して自己中心的な虐殺や、他者への根拠のない誹謗中傷なぞはしないのである。

しかるに、自称保守を気取る輩どもは、従軍慰安婦や南京大虐殺を否定するために、易々とホロコーストを史実たらしめ、ドイツ第三帝国を非難するのである。我が党は、「ユダヤ人問題の最終的解決」をKIKEの策略そのままにユダヤ人絶滅計画と信じ込み、その情報を拡散する彼等のダブルスタンダード性こそ、強く糾弾されるべきものであると断じる。櫻井よしこ女史、渡部昇一氏ほか数多のホロコースト肯定論者は、己が主張し続けている「他国から尊敬される日本人の良心」に反する自身の行いを猛省せよ!