自称“自由主義国家”ドイツがまたしても、ホロコースト否定論者ウルスラ・ハーバーベック(Ursula Haverbeck)女史を逮捕したと云う一報が、我が党に届けられた。我が党は即座に、ドイツ大使館に抗議文を送り、彼女の釈放を要求した。


●ナチスおばあちゃん逮捕

「ホロコースト否定の罪」で逮捕されたのは、ドイツ人で作家のウルスラ・ハーバーベック女史である。88歳である彼女は、ドイツの虚言メディアから「ナチスおばあちゃん」と名付けられ、その“悪行により”2年間の懲役刑が科されたと報じられたのであるが、彼女が主張しているのは「アウシュヴィッツは“絶滅収容所”ではなく労働力確保のための施設であり、殺人用ガス室はなかった」と云う史料の検証結果であり、左記に基づく「ホロコーストは歴史の中で最大で最も持続可能な嘘だ」と云う歴史認識である。また、2014年11月、彼女は「無実の人々の迫害」を非難して、ドイツ警察にユダヤ人中央委員会の告発状を提出するなど、自身の信念に基づく行動を実行してきた勇気ある人物である。ハーバーベック女史は、彼女と同じくホロコースト否定の論陣を張っていた後述する元弁護士、ホルスト・マーラー(Horst Mahler)氏とも交流があった。

ハーバーベック女史は、過去にも複数回、ホロコースト否定の罪で有罪判決を受けたが、直近まで法廷闘争を続けていた。彼女は2015年11月、87歳で、ホロコースト否定の罪で10ヶ月の刑を宣告された。 続く2016年の秋にもいくつかの追加の有罪判決を下されたが、彼女は闘い続けたのである。2016年9月、デトモルト裁判所は、彼女に懲役8ヶ月の刑を宣告した。司法のなんたるかを履き違え、メルケルに媚びを売る裁判官は、ハーバーベック女史には「反省がなく、法廷でより攻撃的な発言した」として仮釈放の可能性を排除さえしているのだ。そして、偽善者メルケル率いるクサレ外道の言論弾圧国家ドイツは、2018年5月7日、彼女をドイツ警察に逮捕させ、直近の懲役2年の刑を執行したのである。

(ウルスラ・ハーバーベック(Ursula Haverbeck)女史)






(ウルスラ・ハーバーベック(Ursula Haverbeck)女史)


●ドイツ赤軍創設者逮捕

ハーバーベック女史に加えて、ドイツ赤軍(RAF)創設者にして極右政党NPD創設者である元弁護士、ホルスト・マーラー(Horst Mahler)氏(82)も逮捕されている。

ホロコースト否定罪、反ユダヤ主義及びナチス肯定の民衆扇動罪に拠り、2009年に懲役10年の刑を科され弁護士資格まで剥脱されたマーラー氏は――ドイツ当局は、マーラー氏が刑務所に収監される際にナチス式敬礼をしたとして懲役6ヶ月を加算している――、病気理由に拠り2015年に仮釈放され保護監察を受けていた。その後、彼はドイツに於ける迫害を理由にハンガリーにて亡命を希望したのであるが、ハンガリー当局は、「ドイツは欧州連合(EU)加盟国であるので亡命は認められない」との詭弁によりこれを拒否し、彼を逮捕した。今後はドイツに身柄を引き渡す予定であるという。

(ホルスト・マーラー(Horst Mahler)氏)








(ホルスト・マーラー(Horst Mahler)氏)


●ホロコースト否定の意義

我が党は結党以来、ホロコースに代表される戦勝国史観――歪められた歴史――の修正を主張し運動を継続してきた。これは進歩的文化人や被占領国民として去勢された進歩的保守人、自称人道主義者、権威的歴史家及び一般人からさえも忌避と非難を浴びせられてきたのが実情であるが、ここで今一度考えていただきたい。疑義のある歴史認識に対して一次史料や資料に基づき検証する行為は悪なのであろうか。そうではない。歪められた歴史は、すべからく修正されるべきなのである。戦勝国やユダヤによって創造された歴史を尊い教えのごときものとして戴冠し妄信することこそ悪なのだ。我々、歴史修正主義者が完全なる正義とは言わないが、「検証する自由」すら与えられない歴史なぞが正義であるはずはない。

我々、歴史修正主義者は、戦勝国とユダヤによる言論弾圧や虚言メディアによる情報統制には決して屈しない。ポール・ラッシニエが1964年に『The Drama of European Jewry』で殺人用ガス室の否定を提唱して以来、歴史修正主義者は「強制収容は事実だが、ガス室殺人は事実ではない」と主張し続けてきた。しかるにユダヤと虚言メディアは一般大衆に対して、ホロコースト否定論は「強制収容までも否定」しているかのような錯誤に誘導し、明確に「反ナチス」の姿勢を公表している歴史修正主義者にまでネオナチのレッテルを貼ってきた。そして本来、まったく別物であるホロコースト否定論と反ユダヤ主義を同一視させる謀略活動に拠り、ホロコーストの既成事実化と延命を図ってきたのである。

“検証を拒む歴史”には、必ずそれにより利益を得る側の「捏造と歪曲」が内在する。我が党は、ホロコーストと同じく、南京大虐殺や従軍慰安婦及び強制連行を否定し続けてきた。これらは支那と韓国の利益に質するプロパガンダであるが、それと同時に左記を容認してきた戦勝国にも「日本を永続的に被占領国家たらしめん」とする利益が、いまもなお存在するのである。

我が国とドイツ第三帝国の再興を恐れる戦勝国とその傀儡たる為政者どもは、歪められた歴史を強要することにより、民族国家再興の芽吹きを摘み取り続けてきた。ホロコーストを否定することが重犯罪とされるドイツを筆頭としたハンガリーなどの欧州諸国は、憲法で、民主主義、自由主義、人権擁護を謳う吐き気がするほどのエセ人道国家である。1月に逮捕されたモニカ・シェーファー(Monika Schaefer)女史、このたびのウルスラ・ハーバーベック女史とホルスト・マーラー氏の逮捕は、自由主義と人権擁護を金科玉条とする欧州諸国の「本音と建前」を炙り出し、言論弾圧国家としての素性を暴き出した。我々は、真の自由のために斯様なダブルスタンダード国家に敢然と立ち向かい闘争を継続する。

偽善者メルケル、ユダヤの狗アーデル・ヤーノシュに厳命する。即刻、言論弾圧をやめよ。そして、ウルスラ・ハーバーベック女史ら三名を直ちに解放せよ。